hCaptchaとTurnstile、AIエージェント検出で大半失敗 ベンチマーク
Proof of Humanが5種類のボット検出システムを比較。スクリプト型ボットは捕まえる一方、AIエージェントの操作を見逃す結果が目立った。
ボット検出を手がけるProof of Humanは2026年10月25日、5種類のボット検出システムを比較したベンチマークを公開した。hCaptchaとCloudflare Turnstileはスクリプト型ボットを95〜100%の割合で検出した一方、AIエージェントの操作の多くを見逃した。gigazine.netが報じた。
テストにはAIエージェント3種(Claude Opusを使うBrowser Use、PerplexityのComet、xAIのGrok)と、スクリプト型ボット2種(ChromiumとCloakBrowser)が参加し、ブラウザ上で5問のアンケートに回答した。各システムはエージェントまたはボットごとに20回試行され、検出率は自動化が捕捉された試行の割合として算出された。
hCaptchaのAIエージェントに対する検出率はBrowser Useで16%、Cometで0%、Grokで6%だった。Cloudflare Turnstileは3種のAIエージェントすべてで0%となり、いずれにもチャレンジを提示せず通過させた。一方、AIエージェントはhCaptchaの画像チャレンジを多くの試行で解いたが、スクリプト型ボットは失敗することが多かったという。
reCAPTCHA v3はAIエージェントの操作をBrowser Useで95%、Cometで100%、Grokで72%の割合で検出した。ただし、ブラウザ情報を偽装し住宅回線のIPアドレスを使ったCloakBrowserによる自動化に対する検出率は0%だった。
AIエージェントとボットの全試行を合わせた検出率はProof of Humanが99%で最も高く、reCAPTCHA v3が69.4%で続いた。調査は人間を誤ってボットと判定する頻度を測定しておらず、研究チームは今後の作業に人間の参加者を含めるべきだとしている。
よくある質問
どのボット検出システムが最も高い検出率だったのか?
AIエージェントとボットの全試行を合わせた検出率はProof of Humanが99%で最高、次いでreCAPTCHA v3が69.4%だった。
Cloudflare TurnstileはAIエージェントを検出できたのか?
検出率はBrowser Use、Comet、Grokのいずれも0%で、チャレンジを提示せず通過させた。