日本の俳優組合が生成AI利用の指針案、声の同意・開示・報酬を要求
日本俳優連合が約2600人の俳優・声優を代表し、生成AIによる声の利用に同意・開示・報酬を求める指針案を発表した。
日本の俳優組合であるJapan Actors Unionは、生成AIと演者の権利に関する指針案を発表した。約2600人の俳優・声優を代表する同組合が示した内容で、PC Gamerが報じた。
指針案では、俳優の声をAIの学習に使う場合、企業側に事前の開示を求める。報酬については俳優と交渉することを義務づけ、無断での利用を認めない姿勢を示した。同意の要件は、AIによる翻訳・吹き替えで演じられたパフォーマンスにも及ぶ。
故人の声については規制をさらに強める。死亡前に同意が得られていない場合、AIによる声の複製を禁止する。加えて、遺族や遺産管理団体、管理者の同意と、これらの関係者へのロイヤルティー支払いを求める。
同組合は、こうしたルールが故人の尊厳や名誉、遺産を商業的な搾取から守るものだと説明している。
AIと演者の声をめぐっては、2025年10月に、故人の声をAIで再現したとされる事例がFortniteで確認されている。声優としてLeon Kennedyを演じるNick Apostolidesは、AIは台詞を話せても人間的なものが伴わないと指摘した。
よくある質問
Japan Actors Unionの指針案は何を求めていますか?
俳優の声をAI学習に使う際の開示、報酬交渉、同意を企業に求める内容です。故人の声には遺族や遺産管理団体の同意とロイヤルティー支払いも必要としています。
対象となる演者は何人ですか?
約2600人の俳優と声優を代表しています。