マイクロソフト、セキュリティ更新の迅速化を企業に要請
マイクロソフトは2026年11月8日のブログで、AIによる攻撃コード開発の加速を背景に、企業がセキュリティ更新の適用を急ぐよう求めた。
マイクロソフトは2026年11月8日の公式ブログで、企業に対しセキュリティ更新プログラムの適用を迅速化するよう求めた。AIによって脆弱性を悪用する攻撃コードの開発が加速していることが理由だとしている。
同社が2026年8月に取得したテレメトリーデータでは、調査対象の企業向けWindows端末のうち、更新プログラム公開から2週間以内に適用したのは半数未満だった。4週間を経過しても約4台に1台が未適用のままだった。
マイクロソフトは、複数のAIモデルと専用エージェントを組み合わせて潜在的な脆弱性を発見・検証するコードスキャナー「MDASH」を運用していると説明する。MDASHは修正作業の際にも、影響を受けるWindowsのバージョンの特定や、関連コード内の類似した脆弱性の検出を支援する。最終的な判断とレビューはエンジニアが担う。
Autopatchとホットパッチによる展開支援
Windows 11には段階的な展開を管理する「Windows Autopatch」が用意されており、対象端末では再起動なしで月例セキュリティ更新を適用するホットパッチも利用できる。
マイクロソフトは、更新プログラムの公開から配備までの時間を短縮することがセキュリティ上の優先課題だとしている。この内容はZDNet Koreaが報じた。
よくある質問
MDASHとは何ですか?
マイクロソフトが複数のAIモデルと専用エージェントを用いて潜在的な脆弱性の発見・検証を行うコードスキャナーです。
再起動せずに更新プログラムを適用できますか?
Windows 11の対象端末では、ホットパッチにより月例セキュリティ更新を再起動なしで適用できます。