SDTが100kW液浸冷却「AquaRack 42U」を開発
SDTはAIデータセンター向けに100kW単相液浸冷却システム「AquaRack 42U」を開発したと発表した。冷却負荷ベースで最大90%の消費電力削減が可能だとしている。
韓国のSDTは2026年11月3日、AIデータセンター向けの単相液浸冷却システム「AquaRack 42U」を開発したと発表した。冷却能力は100kWで、サーバーを非導電性の専用冷却液に直接浸す方式を採用する。
SDTは既存の50kW(21U)モデルに、100kW(42U)モデルを追加してラインアップを拡充した。950mmのGPUサーバーに対応する。従来の空冷と比べ、冷却負荷ベースで消費電力を最大90%削減できると同社は説明している。
韓国NIPAの実証事業で京畿道・板橋(パンギョ)のHPCイノベーションハブに設置されたAquaRackは、72時間の連続運転試験でPUE 1.072を記録した。製品はTTAの検証試験にも合格している。
AquaRackはCDUと循環ポンプを冗長化した構成を備える。SDTはモジュール型データセンターソリューション「AquaCell」も手がけている。
この発表はaitimes.comが報じた。
よくある質問
AquaRack 42Uの冷却能力はどれくらいですか?
100kWで、42Uサイズの単相液浸冷却システムです。既存の50kW(21U)モデルと並んで提供されます。
消費電力はどの程度削減できますか?
SDTによると、冷却負荷ベースで最大90%の削減が可能です。板橋のHPCイノベーションハブに設置された実機は72時間の連続運転試験でPUE 1.072を記録しました。