VTuberが開発のオンラインセッションアプリ「SyncueSong」、Windows向けオープンベータ公開
P2Pで音声を直接送受信し、ASIOに対応。東京エリアのIPv6回線間では往復約10msを確認したという。正式リリースまで無料で利用できる。
VTuberのドコカノうさぎ氏が開発するWindows向けオンラインセッションアプリ「SyncueSong」が2026年10月23日、オープンベータとして公開された。正式リリースまでは無料で利用できる。AV Watchが報じた。
音声はサーバーを介さず、P2Pでピア間を直接送受信する方式で、ASIOに対応する。東京エリアのIPv6回線間では、往復遅延が約10msとなるケースも確認されたという。
モニター用音声と配信・録音用音声は別々のバッファで処理する。モニター出力は低遅延を優先して小さなバッファを使い、配信・録音出力には約100msのバッファを割り当てる。音声は非圧縮PCMで送信し、既定は48kHz/16bit、44.1kHzも選択できる。
SyncMonで波形や経路を確認
SYNC機能はメッシュ接続の各経路ごとに遅延を計算し、配信・録音側で各メンバーの音声タイミングを自動的に揃える。波形やバッファ量、ネットワーク経路を表示するモニター画面「SyncMon」も備える。配信・録音出力は、モニター出力とは別のデバイスに設定する必要があり、OBS向けの仮想オーディオドライバーなどが用いられる。
同氏はVTuberとして9年間活動し、VRアイドルユニット「ジビエーズ」のメンバーでもある。SyncueSongの開発は2025年1月ごろに始めた。2026年5月には専用Discordサーバーでクローズドベータを開始し、現在は約100名のテスターが参加している。
クローズドベータでは、VRChatのパフォーマーと新宿のライブハウスを接続したライブイベントや、13名が交代でデュエットを披露するイベント、即興のボイスドラマなどで使用された。
よくある質問
SyncueSongは無料で使えますか?
正式リリースまでは無料で利用できます。
対応OSは何ですか?
Windows向けとしてオープンベータが公開されています。
音声の形式は?
非圧縮PCMで、既定は48kHz/16bit、44.1kHzも選択できます。