広告掲載
PC

DXVK-NVAPI 0.9.3が公開、ARM64とDXRのOMMに対応

DXVK-NVAPI 0.9.3が公開され、ARM64向けビルドとDXRのOpacity Micromap対応が加わった。Vulkan向けの代替Reflex実装も含む。

DXVK-NVAPIのバージョン0.9.3が公開された。ARM64向けのコンパイルに対応し、リリース成果物にARM64ビルドが含まれる。gamingonlinux.comが伝えた。

今回のリリースでは、NVAPI経由のDirectX Raytracing(DXR)に対するOpacity Micromap(OMM)対応が追加された。利用にはVKD3D-Proton 3.1以降と、NVIDIAドライバーR615以降のVK_KHR_opacity_micromap拡張が必要となる。

Vulkanタイトル向けには、VK_NV_low_latency revision 2拡張を使う代替のReflex実装が加わった。NVIDIAドライバーR615以降が対象で、これによりDXVK-NVAPIのVulkanレイヤーは不要になる。NVAPI R610およびR615のヘッダーにある新しいドライバー設定にも対応し、DLSSのオーバーライド設定などが含まれる。

内部の変更としては、デバイス、コマンドリスト、コマンドキューのNVAPIラッパーをキャッシュマップではなくD3D12のプライベートデータに格納するようになった。VRAMの報告もWindows上のNVAPIに近い挙動に改善されている。

不具合修正では、初期化時の競合状態の可能性が解消され、EDHM MODを入れたElite Dangerousでのクラッシュが直った。Sound VoltexはNvAPI_DISP_GetDisplayConfig実装を通じて出力リフレッシュレート情報を取得できるようになり、War Thunder向けのPascal spoofingは削除された。NVIDIA RTX Path Tracing SampleがDXVK_NVAPI_D3D12_NV_SHADER_EXTN=1を設定せずにNVAPIシェーダー拡張を使える回避策も追加されている。

このリリースはすでにProtonに含まれており、Valveが今後のProton Experimentalの更新で反映するとしている。

よくある質問

DXVK-NVAPI 0.9.3でOMMを使うには何が必要ですか?

VKD3D-Proton 3.1以降と、NVIDIAドライバーR615以降のVK_KHR_opacity_micromap拡張が必要です。

ARM64向けのビルドは含まれますか?

はい。0.9.3ではARM64向けのコンパイルに対応し、リリース成果物にARM64ビルドが含まれています。

Elite Dangerousのクラッシュ修正は何によるものですか?

初期化時の競合状態の可能性が修正され、EDHM MODを使用した場合のクラッシュが解消されました。

出典