Epic Gamesが「AIファースト」へ、11月12日からAI MegaJam開催
Epic Gamesが生成AIを最大限活用する開発体制へ移行する。スウィーニーCEOはSteamのAI開示義務に反対し、11月12日からコンテストを開催する。
Epic Gamesが、生成AIを最大限に活用する「AIファースト」の開発体制へ移行する方針を示した。同社のティム・スウィーニーCEOは、ゲーム制作の大部分がAIを使うようになるとして、Steamが求めるAI生成コンテンツの開示義務に異議を唱えた。この模様は海外メディアの4Gamer.netが伝えている。
スウィーニー氏は2026年10月12日、開発者がAIを最大限使えるよう社内を再編していると説明し、Bloombergはコードを手書きしないとする社内通知を報じた。開発担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントのマーカス・ワスマー氏は、エンジニアがAIに指示を与えて開発するスタイルへ移行したと述べている。
AIの活用はDisneyとの共同プロジェクトにも及ぶ。AnthropicのClaudeなどのツールを使った新作シューターが開発中で、アートアセットの制作方法も見直しが進められている。PC版Fortniteではドライバー関連の問題検出に、Epic Games Launcherの刷新にもAIが使われているという。
ブラウザ版をめぐる削除要請とライセンス方針
一方、生成AIを使って既存ゲームをブラウザ上で動かす非公式プロジェクトが相次いでいる。4Gamer.netによると、Kotakuが2026年10月26日に報じた。Epic GamesはFortniteの非公式ブラウザ版に対してDMCA削除要請を行い、マイクロソフトもMinecraftシリーズなどの無断移植に対して同様の措置を取った。
ReVampを手がけるDigital Sun Gamesは、発売前のAIによるコピーを懸念し、予定していた公開プレイテストを実施しないことを決めた。スウィーニー氏はAIの学習と著作権侵害は区別されるべきだと主張し、今後のライセンス条件からUnreal EngineとMetaHumanの出力をAI学習に使う制限を外す一方、個々のゲームの開発者はAI学習の許否を決められるとしている。
Epic Gamesは11月12日から、Unreal Engine/UEFNとAIを使って4日間でゲームを作るコンテスト「2026 Epic AI MegaJam」を開催する予定だ。
よくある質問
2026 Epic AI MegaJamはいつ開催されますか?
2026年11月12日から、Unreal Engine/UEFNとAIを使って4日間でゲームを作るコンテストとして開催される予定です。
SteamのAI開示義務についてEpic Gamesはどう述べていますか?
ティム・スウィーニーCEOが2026年10月23日に、ゲーム制作の大部分がAIを使うようになるため特別な表示は不要だと批判しました。
Epic GamesはUnreal EngineのAI学習制限をどう扱いますか?
スウィーニー氏によると、今後のライセンス条件からUnreal EngineとMetaHumanの出力をAI学習に使う制限を外す一方、個々のゲームの開発者はAI学習の許否を決められるとしています。