Epic、Unreal Engine開発にAI活用 5.9の可能性も
Epic Gamesの開発担当重役が、FortniteやUEFN、UE6に関わる開発の大半をAIが担っていると説明した。
Epic Gamesの開発担当エグゼクティブ・バイス・プレジデント、Marcus Wassmer氏は、同社がUnreal Engineのコードと機能の開発にAIを活用していると明らかにした。gamedeveloper.comが伝えた。同氏によると、現在の開発のほぼすべてはFortnite、UEFN(Unreal Editor for Fortnite)、UE6に関連する開発ストリームで進められている。
Wassmer氏は、バージョン5.9の可能性にも言及した。実現すれば比較的小規模な更新となり、AIが開発に関与した変更を含む特定のシステム向けになるという。
同氏はAIツールの具体的な効果として、ClaudeやCodexなどのツールがUnreal Engineに長年存在した非決定的な「クッキング」の不具合を解消したことを挙げた。また、FortniteのPC上での安定性を自動で監視し、問題のあるドライバーとハードウェアの組み合わせを検出するのにもAIが役立っていると述べた。
一方でWassmer氏は、コードの大部分をエンジニアが書いているわけではなく、エンジニアはAI利用の範囲を管理していると説明している。
過去の発言と方針
Epicは2026年10月、シカゴで開催されたUnreal Festで、Unreal Engineのコードと機能の開発にAIを使っているとステージ上およびインタビューで述べていた。同社は直近では、Epic Games Launcherを「バイブコーディング」で作り直し、以前より明らかに高速になったと説明している。さらに以前には、ゲームアセットの生成に生成AIを使うことや、Unreal Engineの出力をAIの学習に利用できるようEULAを更新する計画を含む、AI優先への転換を示していた。
よくある質問
Unreal Engine 5.9は本当に登場しますか?
Wassmer氏は5.9の可能性があると述べたが、実現する場合も比較的小規模な更新になる見通しだとしている。
EpicはAIをどのように使っていますか?
コードや機能の開発に加え、Unreal Engineの不具合の解消や、FortniteのPC安定性の監視に活用しているという。