スーパーマリオ64、Zune HDでネイティブ動作する非公式移植版が公開
プログラマーがOpenZDKを用いてスーパーマリオ64をMicrosoft Zune HDへ移植。実機上でネイティブに動作し、タッチ操作やセーブにも対応する。
プログラマーが、『スーパーマリオ64』をMicrosoft Zune HD上でネイティブに動作させる非公式移植版を公開した。Tom's Hardwareが伝えている。移植には非公式の開発キットOpenZDKが使われ、ファンによる逆コンパイル版PC移植「sm64ex」を基に構築されている。
Zune HD版は音声、タッチ操作、セーブに対応し、ほぼフルスピードで動作するという。操作にはタッチスクリーン用のコントローラーオーバーレイが用意され、アナログスティックの代替とA、B、Z、R、Cボタン4つ、Startボタンを画面上に配置。スタイルと不透明度は変更できる。
描画解像度は横向き480x272で、ゲームロジックは毎秒30ティックで動く。ビルドはLinux上のDockerで行い、バージョンを固定したsm64exに14個のパッチを適用する構成。動作確認はファームウェア4.5のみで行われている。
利用には自分で吸い出したカートリッジのROMを用意する必要がある。リポジトリにリリース版はなく、開発者は自己責任での使用を求めている。
過去の移植と逆コンパイルの経緯
『スーパーマリオ64』の逆コンパイルは2019年にファンによって完了し、一致するROMを再構築できるCソースが公開された。2020年5月には完全なPC移植版が登場し、sm64exはマウスルックやチートメニューなどを追加した派生版にあたる。任天堂の法務担当者はPC移植版に速やかに対応し、コンパイル済みファイルを置くサイトや少なくとも1本のプレイ動画を対象としたとVideo Games Chronicleが報じている。Zune HDは2009年に発売され、3.3インチOLEDタッチスクリーンとNvidia Tegra APX 2600を搭載。容量別に219.99ドルから289.99ドルで販売され、マイクロソフトは2011年にZuneの生産を終了した。
よくある質問
Zune HD版スーパーマリオ64は何が必要ですか?
自分でカートリッジから吸い出したROMが必要です。開発者はリポジトリにリリース版を置いておらず、自己責任での使用を求めています。
どのファームウェアで動作確認されていますか?
動作確認はファームウェア4.5のみで行われています。
操作はどうやって行いますか?
タッチスクリーン上のコントローラーオーバーレイを使います。アナログスティックの代替とA、B、Z、R、Cボタン4つ、Startボタンがあり、スタイルと不透明度を変更できます。