Claude Code、トークンの15〜20%をエージェント要約が消費
Flamerix AIがOpenTelemetryのデータを分析。エージェント要約機能の無効化スクリプトも公開した。
Flamerix AIは、Claude CodeのOpenTelemetryエクスポートを分析した結果、エージェント要約機能がトークン消費全体のおよそ15〜20%を占めていると報告した。同社の分析によると、APIリクエストの約5回に1回がこの機能のために送信されており、Opusモデルではトークン消費が18〜26%に達することが確認されたという。gigazine.netが伝えている。
Claude Codeは約30秒ごとに、各バックグラウンドエージェントの会話記録全体をそのエージェントのモデルへ送信し、直近の動作について3〜5語の説明を求めている。返答はエージェントパネルのステータス行を更新するためだけに使われ、モデルや会話に情報を提供するものではない。
このエージェント要約機能は2026年8月のClaude Codeバージョン2.1.232でデフォルト有効になり、設定からは無効化できない。Flamerix AIはこれに対し、Bunのプリロードスクリプト「no-agent-summary.js」を公開した。約70行のJavaScriptで、setTimeout()をラップし、コールバックに「[AgentSummary] Timer fired」というアンカーを含むタイマーをブロックする。
スクリプトはClaude Codeのバイナリを変更せず、Bunの--preloadオプションで読み込まれるため、Claude Codeの更新では無効にならない。Flamerix AIによればLinux、macOS、Windowsで動作するが、Windowsの対応は限定的で、タイマーのコールバックごとに約10〜17msのオーバーヘッドが加わる。
ITベンチャーのArrowheadsが運営するClaude Code研究所は、no-agent-summary.jsの使用を推奨していない。更新によるアンカーの変更に加え、BUN_OPTIONS環境変数を使うとマシン上のすべてのBunインスタンスに読み込まれてしまう点を理由に挙げている。また別の問題として、OpusがリクエストのUser-Agentヘッダーにユーザーのメールアドレスを含める事例も報告されている。
よくある質問
エージェント要約機能はいつから有効になっていますか?
2026年8月のClaude Codeバージョン2.1.232でデフォルト有効になり、設定からは無効化できません。
no-agent-summary.jsはどうやって使いますか?
Bunの--preloadオプションで読み込む約70行のJavaScriptで、Claude Codeのバイナリは変更しません。