Fleet調査、Apple端末管理者の68%がAIを業務で利用
AIによる設定変更の本番投入を86%が許可する一方、1時間以内に巻き戻せない管理者は69%に上った。
デバイス管理企業のFleetは2026年11月7日、Apple製端末を管理する企業IT担当者250人以上を対象とした調査結果を公表した。回答者は全員が自社のデバイス管理システムの管理者権限を持ち、運用する端末数は平均2000台。ほぼ半数がApple管理者として6〜10年の経験を持つ。9to5mac.comが報じた。
直近30日間にAIを業務で使ったと答えたのは、トラブルシューティングやログ解析で68%、スクリプト作成で62%、デバイス管理プロファイルや設定の作成で61%だった。AIが生成した成果物については86%がある程度の確認を経て本番環境に取り入れており、14%は本番環境に一切入れていない。
一方、設定変更の巻き戻しには時間がかかる。不具合のある設定変更を1時間以内に巻き戻せないと答えたのは69%で、43%は1日以上を要する。当日中の復旧が可能という26%も、手作業に頼ることで対応している。Appleのリリース頻度についていくことが最大の課題だと答えたのは31%だった。
宣言型デバイス管理(DDM)をすでに本番環境で導入していると答えたのは53%に上った。FleetのCEO、Mike McNeil氏は、Mac管理者は職種名にかかわらず実質的にエンジニアになっていると述べている。
背景
Apple @ Workコラムの執筆者であるBradley Chambers氏は2009年からApple IT管理者を務め、ファイアウォールやスイッチ、MDM、WiFiの導入と、数千台規模のMacとiPadの展開を手がけてきた。同コラムはApple端末管理プラットフォームのMosyleがスポンサーを務めている。
よくある質問
Fleetの調査は何人を対象にした?
Apple製端末を管理する企業IT担当者250人以上で、全員がデバイス管理システムの管理者権限を持っています。
AIはどの業務で使われている?
直近30日間ではトラブルシューティングやログ解析が68%、スクリプト作成が62%、管理プロファイルや設定の作成が61%でした。
設定変更を1時間以内に巻き戻せない割合は?
69%が1時間以内の巻き戻しはできないと答え、43%は1日以上を要するとしています。