法人向けAIトークン支出の伸びが鈍化、Rampデータで判明
Rampのデータによると、法人のAIトークン支出は9月に前月比ほぼ横ばいとなり、利用拡大にもかかわらず成長が頭打ちになっている。
TechCrunchが報じたRampのデータによると、法人のAIトークン支出の伸びは2026年8月と9月に1.5%にとどまり、7月の前月比42%増から大きく減速した。9月23日から10月23日の期間には8.9%増加した。
企業規模別では差が大きい。AI利用が上位1%の企業でも従業員1人あたりの支出は8月と9月で1万ドル未満だった。中央値の企業は従業員1人あたり月12〜15ドル、上位10%は同600〜1,000ドルだった。
価格の引き下げも支出の伸びを抑える要因となった。OpenAIは9月にGPT-6 SolとLunaのAPI価格を半額にした。Anthropicはフェイブル5.1とOpus 5.5の価格を大幅に下げ、この値下げにより売上成長率が約6億ドル分押し下げられたと明らかにしている。
Rampのチーフエコノミスト、アラ・カラジアン氏は、AI支出のほとんどはベンチャーキャピタルの支援を受ける高成長のテクノロジー企業によるものだと述べた。
IPOを控えた評価額にも影響
こうした支出鈍化は、IPOを準備するAnthropicの評価額にも影を落としている。Bloombergの報道によると、同社の予想評価額は2026年10月初旬の2兆ドルから1兆2,000億〜1兆3,000億ドルに低下した。OpenAIもIPOに関連する評価額を1兆4,000億ドルから1兆2,500億ドルに引き下げた。
よくある質問
法人のAIトークン支出はどれくらい伸びているのか?
Rampのデータによると、2026年8月と9月の伸びは1.5%で、7月の前月比42%増から減速した。9月23日から10月23日の期間は8.9%増だった。
企業は従業員1人あたりいくらAIに支出しているのか?
Rampのデータによると、中央値の企業は月12〜15ドル、上位10%は600〜1,000ドル、上位1%でも1万ドル未満だった。
Anthropicの評価額はどうなったのか?
Bloombergの報道によると、予想評価額は2026年10月初旬の2兆ドルから1兆2,000億〜1兆3,000億ドルに低下した。