買収ゲームスタジオの3分の1が閉鎖、303社分析
セバスチャン・カルドーソ氏が2000年以降に買収されたPC・コンソール向けスタジオ303社を分析。3分の1が閉鎖に至ったと報告した。
アナリストのセバスチャン・カルドーソ氏が今週、2000年以降に買収されたPC・コンソール向けゲームスタジオ303社を対象とした分析を自身のニュースレター「Game Studio Unlocked」で公開し、データセット全体も併せて公表した。gamesindustry.bizが伝えた。分析によると、買収されたスタジオの3社に1社がその後完全に閉鎖され、その半数が買収から5年以内に閉鎖されている。
買収先の60.8%がゲームの供給減少か閉鎖に至った一方、約4分の1は組織としての形を保ったまま従来と同等以上の制作水準を維持した。企業別では、アクティビジョン・ブリザードが関与した全17件の所有期間がすべて供給減か閉鎖で終わり、EA(エレクトロニック・アーツ)でも83%のケースが同様の結果となった。
これに対し、任天堂は24年間で6社を買収し閉鎖は0件だった。Kadokawa、Krafton、Sumo Groupも閉鎖を出していない。マイクロソフトは63%、ソニーは58%、テンセントは50%、Embracerは43%で、それぞれ所有期間が供給減か閉鎖で終わった。
2019年以降の閉鎖が急増
調査対象のスタジオのうち、2019年から2022年の間に閉鎖されたのはわずか1社だったが、2023年以降は33社が閉鎖されている。また、大手企業が設立した56社のうち87.5%が供給減か閉鎖に至り、閉鎖された34社のうち18社はゲームを1本も発売していなかった。
網易(NetEase)は2020年から2023年にかけて8社のスタジオを開設したが、そのすべてがその後閉鎖されている。カルドーソ氏は以前、Riot、Crytek、EAに勤務していた。今回の調査には約3か月を費やしたという。
よくある質問
買収されたゲームスタジオのうち閉鎖された割合は?
2000年以降に買収されたPC・コンソール向けスタジオ303社のうち、3社に1社が完全に閉鎖され、その半数が買収から5年以内に閉鎖された。
任天堂が買収したスタジオの閉鎖数は?
任天堂は24年間で6社を買収し、閉鎖は0件だった。