Azimuth 1.0公開、Forza 3作品のPC/Linux対応を追加
Almost There GamesがXbox One互換ラッパー「Azimuth 1.0」を公開し、Forza Motorsport 5など3作品のPC/Linuxでの動作に対応した。
Almost There Gamesは2026年10月27日、Xbox One向けゲームをPCおよびLinuxで動かす非公式の互換ラッパー「Azimuth 1.0」を公開した。今回のバージョンで『Forza Motorsport 5』『Forza Motorsport 6』『Forza Horizon 3』のXbox One版に対応した。wccftech.comが伝えている。
「Azimuth 1.0」は、CPUとGPUのオーバーヘッドを下げることで最大40%の性能向上とスタッタリングの軽減をうたう。テクスチャストリーミングも改良され、テクスチャマッピングを専用スレッドに移し、メモリを事前確保することでフレームタイムの急増を抑えるという。
動作の仕組みは、ゲーム本体のx86-64コードを直接実行し、XboxのWinRT呼び出しをWin32へ、Xbox DirectX 11.Xをデスクトップ向けDirectX 12へ変換するもの。スーパーサンプリングによる最大8K解像度、21:9と32:9のウルトラワイド、60 FPS超、HDR10に対応する。シャドウ品質、描画距離、環境ディテール、反射、車モデル、MSAAの設定も調整できる。
『Forza Horizon 3』では本体版のHDR実装が再現され、HighまたはUltraプリセットでXbox One X相当の設定が適用される。刷新されたランチャーは互換タイトルの自動検出、タイトルごとのグラフィック設定、セーブデータのバックアップ、フォトギャラリーを備える。フォースフィードバック付きの実験的なレーシングホイール、Hパターンシフター、ハンドブレーキにも対応した。
同社はホットフィックス1.0.2も配信し、AMD RDNA 4のRadeon RX 9000シリーズGPUで『Forza Motorsport 6』がクラッシュする問題とProton関連の問題を修正した。「Azimuth」はitch.ioで投げ銭方式(pay-what-you-want)で配布され、ゲームファイルは利用者が自身で用意する必要がある。Xbox Live機能には対応しておらず、マルチプレイと実績は利用できない。
過去の対応状況
「Azimuth」は以前、Xbox One版『Forza Horizon 2』のPCでの動作に対応していた。また、Microsoftは2016年にPC向けの縮小版『Forza Motorsport 6: Apex』を配信しており、『Forza Horizon 3』には公式のWindows版も存在する。
よくある質問
Azimuth 1.0はどこで入手できますか?
itch.ioで投げ銭方式(pay-what-you-want)で配布されています。ゲームファイルは利用者が自身で用意する必要があります。
Azimuth 1.0でマルチプレイや実績は使えますか?
Xbox Live機能に対応していないため、マルチプレイと実績は利用できません。
Azimuth 1.0はどのForza作品に対応しましたか?
Xbox One版の『Forza Motorsport 5』『Forza Motorsport 6』『Forza Horizon 3』に対応しました。