広告掲載
PC

ゲーム弁護士、AI生成マイルストーン未払い事例を説明

Voyer LawのHaley MacLean氏が、生成AIで作られた未完成のマイルストーンが支払いを拒否された匿名事例と、機密漏えいの問題をGamesRadar+に語った。

IP弁護士でVoyer Lawのビデオゲーム部門責任者を務めるHaley MacLean氏が、プログラミング請負業者が生成AIのみで作成した未完成のマイルストーンを納品した匿名の事例を明らかにした。ゲーム情報サイトGamesRadar+が伝えた。依頼側は修正を求めたが、請負業者は対応できないと述べ、全額の支払いを要求したという。

請負業者は支払いを受け取れず、依頼側の時間は無駄になった。MacLean氏は、請負業者が機密のゲーム情報をAIツールに入力したことで秘密保持義務にも違反したと指摘している。

同氏は、契約にAI利用を禁じる条項を盛り込む依頼主が増えていると述べ、こうした保護策を推奨している。

以前から指摘されるAI利用のリスク

MacLean氏は以前、GamesRadar+に対し、ゲーム開発における生成AIの利用は著作権侵害や評判、権利帰属の面でリスクになると語っていた。

業界ではほかにも、PS3エミュレーターRPCS3の責任者がAIに依存する開発者にデバッグとコーディングを学ぶよう求めた例や、Epicが新しいUnreal Engineのゲームジャムで生成AIを一時的に必須とした例がある。2025年にはValve共同創業者のGabe Newell氏が、AIツールに慣れた経験の浅いプログラマーのほうが価値創出の面で有効になり得ると予測していた。

よくある質問

AIで作られたマイルストーンが支払い拒否された事例とは?

請負業者が生成AIのみで未完成のマイルストーンを納品し、修正を求められると対応できないとして全額支払いを要求したが、支払われなかったという匿名事例をHaley MacLean氏が説明した。

この事例で指摘された法的問題は?

MacLean氏は、請負業者が機密のゲーム情報をAIツールに入力し秘密保持義務に違反したと指摘し、契約へのAI禁止条項を推奨している。

出典