Air、AI利用量「ACU」を中核指標に導入
AirのCEOシェーン・ヘグデがXで、AI利用ベースの課金体系と新指標ACUへの移行を説明した。
クリエイティブ資産管理プラットフォームAirの共同創業者兼CEOであるシェーン・ヘグデ氏は、Xへの投稿で、同社がAIの利用量を軸にした事業運営体制へ移行したと明らかにした。デジタルトゥデイ(digitaltoday.co.kr)が伝えた。
Airは新規ARRに代えて「アクション・クレジット・ユニット(ACU)」を中核指標に据え、AI機能の利用量に応じて顧客に課金する方式を採る。マーケティング、営業、カスタマーサクセスの評価もACUで測り、毎日午前9時にACUのグラフを社内チャネルへ投稿している。
課金面では、新規契約と更新契約の両方で従量制を必須とし、基本のAI利用枠を超えた分は追加課金となる。カスタマーサクセスマネージャーは「フォワード・デプロイド・エンジニア」に置き換えられ、顧客がAI機能をどれだけ使ったかで評価されるようになった。
開発体制も変更した。設計してから開発する工程を廃止してエンジニアが先に作り始める方式にし、意思決定の権限を小規模なプロダクトチームへ移した。
ACUは直近5カ月で15倍に増え、直近48時間の利用量は9月の1カ月分を上回った。10月のACUは前月比で少なくとも4倍に増える見通しで、過去1年で成長率は2倍、新規ARRは3倍になったという。
以前は「平凡なSaaS」との評価も
今年に入り、Airは顧客維持率を保ちながら50%超の成長を遂げたものの、取締役のジャレッド・スリーパー氏からは「平凡なSaaS」と評されていた。自動メタデータ付与や顔認識、セマンティック検索、canvas、50以上の生成モデル、AIエージェントを追加したが、当初の成果は期待に届かなかった。
よくある質問
ACUとは何ですか?
AI機能の利用量に応じて顧客に課金するための指標で、Airは新規ARRに代えて中核指標に据えた。
Airの課金方式はどう変わりましたか?
新規契約と更新契約の両方で従量制が必須となり、基本のAI利用枠を超えた分は追加課金となる。