Canvaが1271人削減へ、全従業員の約22%
豪Canvaがリストラを発表し、1271人が対象に。製品組織の統合や出社要件の強化も併せて示した。
オーストラリアのデザインプラットフォーム企業Canvaは、1271人を対象とするリストラを発表した。従業員全体の約22%に当たる。同社のメラニー・パーキンス最高経営責任者(CEO)は11月4日、対象者について解雇、役割の変更、勤務地の移動依頼のいずれかになると従業員に伝えた。
Canvaは今回の再編で、製品、成長、プラットフォームの各組織を単一の製品組織に統合する。管理階層を減らし、専門職の役割を小規模なチーム向けに絞り込む方針も示した。
拠点体制では、シドニーをより多くの製品チームの主要拠点とし、一部の従業員には転居を求める。来年1月からはハイブリッド勤務の従業員に対し、週2〜3日の出社を義務付ける。退職者には1万ドルの支援金を支給する。
同社は今年の売上成長率見通しを30%から20%に引き下げた。成長鈍化は10年で初めてとなる。背景には、Blackbird VenturesやAirtreeといった初期投資家による昨年末の企業価値評価がある。両社は昨年末にCanvaを600億豪ドルと評価したが、今年に入って約490億豪ドルに引き下げたと報じられている。
Canvaは外部のAIモデルへの依存とコストを減らすため、自社AIモデルの開発も進めている。デザイン分野ではAdobeに加え、AIベースのデザインスタートアップGammaなどの競合が存在する。パーキンスCEOはCanvaの歴史を13年としている。
よくある質問
Canvaのリストラで何人が対象になりますか?
1271人で、全従業員の約22%に当たります。
Canvaの出社ルールはどう変わりますか?
来年1月から、ハイブリッド勤務の従業員は週2〜3日の出社が義務付けられます。
退職者への支援はありますか?
退職者には1万ドルの支援金が支給されます。