美団、1.6兆パラメータのLongCat-2.5公開 API提供も開始
美団がマルチモーダルモデルLongCat-2.5のAPI提供を11月2日に開始。中国製AIアクセラレータで学習し、W4A4量子化を採用した。
中国の美団は、総パラメータ数1.6兆のマルチモーダルAIモデル「LongCat-2.5」を公開し、11月2日からAPIサービスの提供を開始した。AI関連の報道を手がけるaitimes.comが伝えた。
LongCat-2.5はmixture-of-experts(MoE)構造を採用し、トークンあたり約480億パラメータを活性化する。学習には中国製のAIアクセラレータを使用したが、美団はメーカー名や製品名を明らかにしていない。
ベンチマークでは前版から大幅に改善
コーディングベンチマークのTerminalBench 4.0では38.5を記録し、前版の3.0から上昇した。DeepSWE 1.1では9.7から64.6に伸びている。Web検索を伴う問題解決を測るBrowseCompでは79.9から91.9へと改善し、Claude Opus 5の90.8、GPT-5.6 Solの90.4を上回った。一方、TerminalBench 4.0ではClaude Opus 5が53.9とLongCat-2.5より高い。3Dコンテンツ向けの3DCodeBenchでは55.4で、比較対象のモデルの中で最高値となった。
量子化にはW4A4方式を適用し、重みと計算データをそれぞれ4ビットに圧縮した。8ビット方式と比べて入力スループットが43.3%、出力生成スループットが42.77%向上したと美団は説明する。
LongCat-2.5はWebとAPIの両方から利用でき、新規登録者には1000万トークン、既存ユーザーには500万トークンを追加で付与する。モデルの重みは公開されていない。
美団は今年6月にも、中国製AI半導体で学習させたLongCat-2.0を手がけており、LongCat-2.0とLongCat-2.5は同じモデル規模を持つ。
よくある質問
LongCat-2.5はどこから利用できますか?
WebとAPIから利用できる。新規登録者は1000万トークン、既存ユーザーは500万トークンの追加付与を受けられる。
モデルの重みは公開されていますか?
公開されていない。
LongCat-2.5のパラメータ数は?
総パラメータ数は1.6兆で、MoE構造によりトークンあたり約480億パラメータを活性化する。