OpenAIの企業向け事業、第3四半期に回復 ブロックマン氏がIPO準備に言及
OpenAIのグレッグ・ブロックマン社長はWSJ Tech Conferenceで、GPT-5.6 SolとChatGPT Workの投入により第3四半期の企業向け事業が回復したと述べた。
OpenAIのグレッグ・ブロックマン社長は、カリフォルニア州ナパで開催されたWSJ Tech Conferenceで、OpenAIの企業向け事業が第3四半期に回復したと明らかにした。新モデル「GPT-5.6 Sol」と法人向け製品「ChatGPT Work」の投入が回復の要因だとブロックマン氏は説明している。aitimes.comが伝えた。
ブロックマン氏によると、企業向け販売は消費者向け部門を上回り、OpenAIの最大の収益源になった。同氏は来年、新規株式公開(IPO)に向けた準備が可能になるとの考えも示した。
企業向け市場では競合のAnthropicが存在感を強めている。OpenRouterが9月に公表した分析によると、同社のツールを利用する約12万社の支出において、AnthropicとOpenAIのシェアはほぼ拮抗している。年初時点ではAnthropicが約75%を占めていた。
JPモルガン・チェースは最近、OpenAIとの戦略的提携を締結した。この提携には、サイバーセキュリティモデルへのアクセスを提供する「Daybreak」プログラムが含まれる。
資金調達とIPOの経緯
2026年6月、OpenAIはIPO関連の書類を提出したが、上場計画を翌年に延期した。直近の資金調達ラウンドでは目標の30億ドルに対し半分未満しか調達できず、評価額は目標の1.4兆ドルを下回る1.25兆ドルだった。2026年上半期には、Anthropicが企業顧客の獲得で先行し、ブロックマン氏はコーディング分野でOpenAIが議論に加われていなかったと述べていた。
よくある質問
OpenAIの企業向け事業はなぜ回復したのか?
ブロックマン社長は、新モデル「GPT-5.6 Sol」と法人向け製品「ChatGPT Work」の投入を回復の要因として挙げている。
OpenAIはいつIPOを実施するのか?
ブロックマン氏は来年にIPOの準備が可能になるとの考えを示した。時期は確定していない。
JPモルガン・チェースとの提携内容は?
戦略的提携を締結し、サイバーセキュリティモデルへのアクセスを提供する「Daybreak」プログラムが含まれる。