SailPoint、クラウド版を強化しIdentityIQ 9.0を提供
SailPoint Human FabricにAI会話型のアクセス申請やGxP向け暗号署名を追加し、オンプレミス向けIdentityIQ 9.0も刷新した。
SailPoint Technologies Holdingsは2026年10月28日、クラウド環境とオンプレミス環境の双方を対象とするアイデンティティープラットフォームの大幅なアップグレードを発表した。クラウドネイティブのアイデンティティーセキュリティー製品「SailPoint Human Fabric」に新たなエンタープライズ機能を追加し、オンプレミス向けの「IdentityIQ 9.0」を提供する。dailysecu.comが報じた。
アクセス認証と職務分掌の判定を刷新
SailPoint Human Fabricでは、アクセス認証エンジンを再設計し、記録件数の上限やデータ遅延なしで大規模なキャンペーンのレビューを処理できるようにした。職務分掌(SoD)エンジンも強化され、有害なアクセス権の組み合わせに対する申請を事後警告ではなくリアルタイムで評価してブロックする。
規制産業向けには、GxPコンプライアンスに対応する暗号署名機能を追加した。さらにAIベースのエージェントを活用した会話型アクセス申請機能を搭載し、従業員がメッセンジャー上で自然言語によりアクセスを申請し、業務上の正当性を入力できるようにする。
オンプレミス向けのIdentityIQ 9.0は、時間ベースのアクセス制御を含むガバナンス機能を強化した新バージョン。最新のアプリケーションサーバー上への技術的な再設計、簡素化したユーザーインターフェース、自動アップグレードツールを備える。
よくある質問
SailPoint Human Fabricの新機能は何ですか?
大規模キャンペーンに対応したアクセス認証エンジン、GxP向け暗号署名、有害なアクセス権の組み合わせをリアルタイムでブロックする職務分掌エンジン、AIベースの会話型アクセス申請機能が追加された。
IdentityIQ 9.0の主な変更点は?
時間ベースのアクセス制御を含むガバナンス強化、最新アプリケーションサーバー上への再設計、簡素化したUX、自動アップグレードツールを備える。