『デッドスペース』PC版の移動時カクつきを修正するMODが公開
lukeman3000氏によるIshimura Patchは、GPUメモリ確保の見直しなどでフレームタイムの急増を106msから約13msに短縮したと報告している。
PC版『デッドスペース』の移動時に発生するカクつきを修正するコミュニティ製MOD「Ishimura Patch」が公開された。開発したのはMOD制作者のlukeman3000氏で、wccftech.comが報じている。
このMODは、GPUメモリをより大きなブロック単位で事前確保したうえで細かく分割し、フレームごとの確保要求を減らす仕組み。あわせてGPUのコピーキューとテクスチャストリーミングの挙動も最適化している。同氏は最初のRedditでのデモで、106msだったフレームタイムのスパイクを約13msまで抑えたと報告した。
検証環境と計測結果
検証にはIntel Core i7-14700KとNVIDIA GeForce RTX 4090を組み合わせたシステムと、計測ツールのCapFrameXを使用。宇宙船USG Ishimuraの一部を約30秒かけて高速で移動するベンチマークを実行した。
その結果、平均フレームレートは292.8から305.3へ4.3%向上。1% lowは83.9から157.6へ87.8%、0.1% lowは35.7から98.6へ176.2%改善した。ベンチマーク中の最悪フレームタイムは約45msから約14msに短縮されている。
CapFrameXがカクつきと判定した時間は、MODなしの約0.73秒(2.4%)に対し、MOD適用時は0.04秒(0.1%)だった。同氏はフレームタイムを対話的に比較できるウェブサイトを公開し、ソースコードもGitHubで一般公開している。
『デッドスペース』は約4年前に発売され、ハードウェアに関係なくPCで移動時のカクつきが続くことが知られていた。これまでは低速なストレージの使用や、アセットストリーミングを意図的に抑えるといった回避策が取られてきた。
よくある質問
Ishimura Patchはどこで入手できますか?
制作者のlukeman3000氏がソースコードをGitHubで一般公開しており、フレームタイムを比較できるウェブサイトも公開しています。
どのくらい性能が改善しますか?
RTX 4090環境での検証では、0.1% lowが35.7から98.6へ176.2%向上し、最悪フレームタイムは約45msから約14msになりました。