マウムAI、ロボット基盤モデル「PonderPounce-WM」を発表 RoboMMEで67.42%
未来予測のワールドモデルを組み合わせた新モデルは、自社評価で従来の記録を上回る67.42%の成功率を記録した。
韓国のMaum AI(마음AI)は、ロボティクス研究チームWoRVが新しいロボット基盤モデル「PonderPounce-WM」を開発したと発表した。世界的なロボットベンチマークRoboMMEを用いた自社評価で67.42%の成功率を記録し、同社の過去最高を更新した。etnews.comが報じた。
PonderPounce-WMは、従来モデル「PonderPounce」に、将来の状況を予測するワールドモデル技術を組み合わせたもの。自身の行動の0.5秒後、1秒後、2秒後に周囲の環境がどう変化するかを予測する。
ワールドモデルは軽量な構造で、未来の映像を丸ごと生成するのではなく、判断に必要な主要な視覚的特徴のみを予測するため、計算量を抑えられる。実際のロボットハードウェアを使ったリアルタイム非同期制御の評価では、67.44%の成功率を記録した。
年内に人間相当の90.50%を目指す
Maum AIは、RoboMMEにおける人間相当の成功率90.50%に年内に到達することを目標としている。製造、物流、農業、建設、防衛の各分野で実証を進めており、具体的な成果は年末頃に公表する予定だという。
今回のワールドモデル開発は、韓国科学技術情報通信部の「Physical AI Leading Technology Development」事業の支援を受けた。
同社のPonderPounceは2026年9月のRoboMMEで60.83%を記録し、米Physical IntelligenceのPi 0.5や中国AlibabaのQwen-VLベースのモデルなど、世界のロボットAIモデルを抑えて首位に立っていた。
よくある質問
PonderPounce-WMとは何ですか?
Maum AIの研究チームWoRVが開発したロボット基盤モデルで、将来の状況を予測するワールドモデル技術を従来のPonderPounceに組み合わせたものです。
RoboMMEでの成功率はどのくらいですか?
自社評価で67.42%を記録し、同社の過去最高を更新しました。実機によるリアルタイム非同期制御の評価でも67.44%でした。
目標とする成功率は?
Maum AIは年内に人間相当の90.50%への到達を目指しています。