ウォルマート、デジタル棚札は動的価格設定に使わず
ウォルマートCEOのジョン・ファーナー氏は、デジタル棚札の導入は店員の作業時間短縮が目的で、顧客情報や時間帯による価格変更には使わないと述べた。
ウォルマートのCEOジョン・ファーナー氏は、顧客の個人情報や時間帯に基づいて商品価格を変更することはないと明言した。同社が進めるデジタル棚札への切り替えについて、ファーナー氏は動的価格設定を可能にするためではなく、店舗の従業員の作業時間を節約することを目的としていると説明した。
同氏はまた、AIアシスタント「Sparky」との会話内容を価格の変更に利用することもないと述べている。
ウォルマートは、年内に全米の店舗へデジタル棚札を展開する計画を発表している。
こうした説明の背景には、個人ごとに異なる価格設定に対する規制の動きがある。連邦取引委員会(FTC)はパーソナライズ価格の取り締まりに向けた方針を検討中だ。ニューヨーク州は小売業者に対し、アルゴリズムによる価格設定を用いる場合の開示を義務付けている。ニュージャージー州、コネチカット州、メリーランド州も、顧客の個人データを使って価格を変更することを禁じる方向で動いている。theverge.comが報じた。
よくある質問
ウォルマートはデジタル棚札で価格を変えるのか?
CEOのジョン・ファーナー氏は、顧客の個人情報や時間帯に基づく価格変更には使わないと述べている。目的は店舗従業員の作業時間の節約だという。
デジタル棚札はいつ全米に導入されるのか?
ウォルマートは年内に全米の店舗へ展開する計画を発表している。
個人ごとの価格設定に対する規制の動きは?
FTCはパーソナライズ価格の取り締まりに向けた方針を検討中。ニューヨーク州はアルゴリズム価格の開示を義務付け、ニュージャージー、コネチカット、メリーランドの各州は個人データによる価格変更の禁止に動いている。