オレンジ、ノキアに賠償請求へ 大規模通信障害で
オレンジはノキア製コア設備のソフト障害による大規模障害を受け、契約者向け補償とは別にノキアへ金銭賠償を求める方針だ。
フランスの通信大手オレンジは、ノキア製のコアネットワーク設備のソフトウェア障害に起因する大規模な移動体通信障害をめぐり、ノキアに対して金銭賠償を求める方針を決めた。フランスの経済メディアL'Informéが報じた。
障害は今月21日午前11時37分ごろに始まり、同日午後8時30分ごろに復旧した。数百万に上るオレンジの契約者が、音声通話やテキストメッセージ、モバイルデータ通信を正常に利用できない状態となった。
同じソフトウェアが現用系と予備系の両方に適用されていたため、同一の不具合が予備設備でも発生した。オレンジフランスのCEO、ジェローム・エニク氏は、ノキアのソフトウェア障害が連鎖的な故障を引き起こしたと説明し、サイバー攻撃や5G SAへの移行が直接の原因ではないとの見方を示した。
オレンジは契約者向けの補償として、影響を受けた個人・法人の契約者を対象にモバイルデータ通信の容量を1か月間、2倍にする。ノキアへの金銭賠償請求は、この契約者向け補償とは別の措置となる。
障害の原因については、ZDNet Franceが今月26日、ノキアのコアネットワークのソフトウェアエラーだったと報じている。
よくある質問
オレンジの通信障害はいつ起きた?
2026年10月21日午前11時37分ごろに始まり、同日午後8時30分ごろに復旧した。
契約者にはどんな補償がある?
影響を受けた契約者を対象に、モバイルデータ通信の容量が1か月間2倍になる。